この名古屋城菊展へは数えてみたら3年ぶり位に出かけました。
思い出してみると自宅の事では無く他所の家の事で慌ただしかった
一昨年の今頃です。
時間さえあれば甥の病院へ見舞いに出掛けていたからです。
もう過去の事になりましたが、切ない思いを抱きながら行きました。




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秋の名古屋城は本当に久しぶりです。
丹精込めて作りあげられた数々の菊の花達ですが、これもまた新人の部と
ベテランの部が有り厳しい競争社会であることも判りました。
最初に出掛けた時はまだ菊は新鮮で生き生きしていました。
平日でしたのでゆっくり鑑賞できました。

この掲載した写真は沢山の菊の花が咲きかけています。
添え木を何本も使い、元になる「菊の茎」はたった「一本」です。
菊つくりの名人が作られたと思いますが立派なこの菊はやはりベテランの
方の作品らしい事も知りました。
一本の茎から枝分かれをさせて、全体の形を整え「50花」以上咲かせます。

この技は素人の私では全く理解できませんが、出来上がった作品は
実に見事です。
菊の花が全開となれば、きっと素晴らしい豪華さで人々を魅了する筈です。
この菊がどれ位咲いたのか?まだ知りませんが出来れば見たいです。
栽培した人はかなりの高齢の方でしたので、この方の後継者は
育っているのかな?と、ふと思いました。





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