日本の仕来りとして「お中元」と言う事が有ります。
単に「お中元」はデパートの年中行事の一つとして行ってい居る
訳では有りません。
正月15日を「上元」、10月15日を「下元」として祝うのに対して
7月15日の佳節を「中元」と言い「半年無事の生存を祝う」事。
これが「お中元」の本当の意味合いらしい事を或る年配の方から
聞かされていました。



季節は移ろい夏ですね。蓮の花が咲き出しています。↓↓↓
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その様な事を余り深く考えなかった私でしたが、そんな事を
知ってからはやはり、今「生きている事に」感謝です。
人と人とのかかわりの中でお互いに何かの品物に託して贈る事は
仏教の精神から来ているのかな?とも考えたりしました。
私が幼かった頃は実家では「盂蘭盆会」の頃にお中元の品が
届けられたりしていましたが、今は7月15日が「中元」であれば
昔と違い早くなって当然の事でしょう。

博識の年配の方に教えられ「早くなる一方」と思って居た事が
一寸物事を知らな過ぎて居た事に反省です。
毎年「お中元」の手配が遅い私でしたが今年は早くに手配を
しました。
欧米の人達から見れば「やたらと贈り物をする日本人」と映って
いる様ですが上記の様な意味合いが有る事を知りません。

「無駄だから止した」とか「虚礼廃止」等と仰る方が最近はかなり
多くなって来ました。
でも、上半期「無事に生きたお祝い」となれば人の為では無く
「自分の為」でもある様に思えて来ました。
やはり年配の方のお話は聞いてみて大変自分の為になりました。
今年は実家やその他兄弟の所にも一番私からの「お中元」が
早かったようです。





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