私が子供の頃はどの様にして過ごしていたのか?
今になって思えば各家庭には「扇風機」一台有る家ならば
「時代の先端」を行く家と思われていました。
現在の様に「熱中症」と言う言葉は聞いた事が無く精々「日射病」の
言葉で片付けられていました。
生ぬるい空気が家の中に充満し「夏は暑いから」と言う事で昼食後は
家族揃って「お昼寝」の時間を儲けていました。




129-z_500



扇風機も無い貧しい家では、生ぬるい日中の空気の中では
体も暑さで疲れます。
それで「お昼寝」を殆ど強制的にさせられたのでしょう。
でも、お昼寝よりもまだまだ楽しい「川遊び」が有ります。
一応お昼寝の「格好」をして寝た振りはしますが、こっそり抜け出して
「川遊び」に夢中です。

親達はそんな事は多分「見てみぬ振り」で見逃してくれていたと
思って居ます。
川遊びと言っても,川で泳ぐのですから起床と同時に水着を付け
素知らぬ顔で昼食までは過ごすのです。
お昼寝の時間、親が「うとうと」し出したら、抜け出るチャンスです。

幾度となく叱られましたが、それでも夏休み中の「唯一」のスリルの
ある遊び方でした。
スリルとは?勿論「親の目を盗んで川遊び」に行く事です。
今から思えば素朴で野性的で便利さは無い時代でしたが
それが普通の子供達の姿でした。

今は昔泳ぎに行った川は中州は無くなり子供が泳げる状態では
無くなり、当時の景観とは全く異なり一抹の淋しさが有りました。
自然の中で遊びが無い今の子供達は川遊びをすれば直ぐ
溺れて大変な事になってしまいます。
不便な時代の頃の子供達は自然との付き合い方も知っていました。

私の川遊びも大人が「監視役」で見ていてくれるわけでもなく
正に「放任主義」でしたので、自然に急流の場所とか急な深瀬は
自分で確認し覚えたものです。
そんな風の川遊びでしたが「溺れて死亡」と言う事故も無く近隣の
子供達の結構な遊び場でした。

毎日猛暑に見舞われて、つい愚痴の様に子供の頃の事を
思い出してしまいました。





8893c0ab.gif