余り安定していなかった天候のお蔭で体が付いて行けず
困った時期も有りました。
早咲きの桜「大寒桜」が咲き出した頃は、寒さに震えた時も有りました。
暖冬とは言え、冬は花も枯れて殺風景で気持ちも明るくは
有りませんでした。
日本人の心には太古の昔から桜の美しさがDNAとして刷り込まれて
要る様に感じます。
誰もが好きな「日本の桜」
花だけ咲いて「実」が出来ない事に欧米の人達は余り「関心」を
持たなかったとの話を聞いています。




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日本人は桜の花を眺めて「愛でる」だけで、美しさに酔いしれて
満足をしています。
「さくらんぼ」が出来なくても花だけを見て心豊かに過ごせる民族は
或る意味幸せだと思います。
桜が咲き出せば、文句なく何処かへお花見に出かけます。

近場でも幾らでも桜の名所が有りますので、この時期は楽しみです。
3月30日に近くの「堀川」へ出掛けました。
まだ4分咲ほどの状態でしたが、開花している「染井吉野」も
見かける事が出来ました。
何と言っても「染井吉野」はすっきりとした「美しさ」が際立ちます。

寒暖の差が激しい今年の春先でしたが、嬉しい桜の開花です。
お天気次第でお城へも出掛けたいし、中々忙しいです。
今の時期、お城は海外からの観光客でごった返している事でしょう。
海外から来て貰うのは歓迎したいのですが、私の見る所余りマナーを
守らず大声で所構わず話すことが気に掛かります。

桜の花は「パッと咲いて」「パッと散る」儚さが有りますが
日本人の「潔さ」を象徴しているのかも知れません。





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