三月三日は「ひな祭り」ですが、第一火曜日に当たりカメラ
サークルの撮影会の日です。
ひな祭りと、稲沢市の国府宮神社「難追神事(はだか祭りの事)」です。
それで撮影会は「はだか祭り」をテーマに撮影会を行いました。
交通のアクセスも大変良くて、他府県からも「はだか祭り」に参加する
男性が数多いと聞いています。



本殿に飾られた今年の「大鏡餅」です。↓↓↓
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「難追神事」は毎年旧暦の一月十三日に行われていますが今年は
ひな祭りと重なりました。
「難を逃れたい」と願う老若男女が多数参拝します。
長い参道は午前中は歩けますが午後2時以降は「はだか男衆」の
勇ましい姿が現れますので歩行禁止です。

三月とはいえ「下帯」姿の男衆達は寒くて鳥肌が立って居る人も
見かけました。
親子三代で「はだか祭り」に参加している家族も見かけました。
男性の厄年の人の参加は昔から多いと言われています。



古いなおい布を納めます。↓↓↓
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千二百年以上の歴史を持つこの祭りは、この地方では
とても親しみを以って人々に愛されています。
はだか祭りの日は、電車も「国府宮」ではどの列車も停車します。
昨年授かった古い「なおい布」を納めて、また今年も元気に
暮らせるように願い誰もが購入します。

例え「迷信」で有ろうと、「なおい布」を持つ事で幾らかの心の
拠り所になれば、それはそれで宜しいかと思います。
「わっせい、わっせい!!」と声を上げながら練り歩く男衆達の
声を聴くだけでも、若さを分けて貰えるように思います。
寒さに耐えきれず、お酒を飲みながら・・・。

「はだか祭り」が来ると春が来ると言われています。
ひな祭りと重なった「はだか祭り」春本番が待ち遠しいです。





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