私が良く出かける「ランの館」の話です。
名古屋市のほぼ中心地に有る「ランの館」は忙しい主婦の私にとっては
格好の撮影場所です。
世界中の蘭を展示する大変貴重な所だと思っています。
東山植物園へ行けば広くて他の花や樹木も撮影出来ます。
然し自宅からはかなり遠い為、近場の『ランの館』に足を運んでいます。
少し歩けばデパートも有るし、地下街も盛況です。
色々用事をこなしながらの撮影は便利な所に自然に行くようになりますね。






これまでのデザイナーと変わり、今年のクリスマスのイルミネーションはハウステンポスなど ↑↑↑
観光地のイルミネーションを手がけた人がデザインされたそうです。これまでに無い斬新な 
イメージでした。


今年の秋の初め頃、市の財政問題を検討した結果、ランの館の維持費が
膨大で事業仕分けの結果
『廃止』と決まりました。
こんな立地条件の良い所は他に無く、カメラ愛好家は一様に落胆の色が
隠せませんでした。
ランの館に併設して営業中の『花屋さん』は比較的値段も良心的です。
高齢者の来場が目立ち、花屋さんは何時も活気がありました。

所が新聞紙面に
「ランの館廃止」と記事が出てからは、花屋さんへのお客が激減。
一度記事にされると『廃止になった』と、思い込む高齢者が多いのか?
本当に閑散としてしまい、花屋のオーナーも困惑を隠しきれない
様子でした。
確かに、新鮮な花を売ります、ここで買う花は『長持ち』すると言う
評判です。

お年寄りが家から出るには何かの目的がないと出ません。
花屋さんへ行く為に杖を使うようなお年寄りでも嬉々として
花を選び花屋さんの店員さんと会話を楽しんで行きます。
私も、花の撮影に良く出かけますが、序に花も買います。
ランの館が『廃止』にならない様に、僅かな希望を持っています。
希望が繋げるように、市民の憩いの場として『作った』以上は
赤字経営を回避する努力も必要でしょう。

新聞記事になってしまい、皆がその記事を読み落胆をしています。
廃止は回避して欲しいです。。。




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