固定電話が鳴ると最近では私は「身構え」てしまいます。
殆どが知らない所からの勧誘の電話か?古着集めの内容です。
流暢な標準語で電話をしてきたのは30代半ば位の声をした
男性でした。
この地方やその他の地域の訛りなど一切有りません。
その男性の電話の内容は
「新しくリサイクルショップを始める為商品を集めています」と言う事が
主な目的でした。
「どんな古着でも宜しいから売って頂けませんか?」と言った調子です。




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人様にお売り出来る様な「衣服」は持っていませんし、そんな事位で
我が家へ来て貰う事は断固「お断り」の私です。
「着れなくなったバーゲンで買った物でも大歓迎です」と尚押してきます。
古い電話帳を買い、その名簿から手当たり次第に電話をしているものと
思われます。

全く流暢な話しぶりで怪しいと思われない様に丁寧な言葉遣いをします。
一度でも「色よい」言葉を発したら直ぐにでも訪問する算段をしています。
もうこの類の電話には何度も遭遇していますので絶対「良い」返答は
しません。
偶々GW中で携帯電話を使わない友達からかも知れないと思い
受話器を取ったまでです。

「ブランド品でなくても宜しいから何か一着分けて下さい」と執拗に
食い下がります。
私はブランド品は持っていませんし、勿論高級な物は何も有りません。
それで最後通告をしました。
「私の家は大変貧乏な暮らしです、ご希望には添えません」と。
「あぁ〜そうでしたか、失礼しました」と言って電話は切れました。

この手の電話は掛け手は女性の場合が圧倒的に多いですが今回は
男性でした。
「何も有りません」と答える事が一番電話を早く切る方法かも知れません。
「どんなものでも・・・」と言って家に押しかけられては,堪りませんね。
色々考えると、恐ろしくなって来ます。
過去の電話帳が業者の間で売買されてこうした電話が掛かるのです。

困った事ですがこれが世の中の流れかも知れませんね。





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