家族同士で有ろうと、友人同士の関係であろうと
『会えば』必ず別れの時が訪れます。
別れにも色んな形が有りますが、何と言っても血縁関係の有る人との
分かれは辛いものがあります。
私達の世代は家族が一緒に暮らす『家族制度』の中で暮らしました。
年の順に、順を追って旅立つ事が当然の様に考えていました。
昨今では高齢化社会となり、町内でも子供の数が随分と減りました。
その代わり、増えて手間取るのは高齢者の扱いでしょう。







私が子供の頃は「別れは」大方年の順でしたので
『年取った者』が亡くなっていく事が当たり前の事として捉えていました。
昨今では、「年の順」などと言う贅沢な事は言って居れない時代に
なって来ました。
直接我が家には影響があるとは思っては居ませんでしたが
若し、自分の家で年の順ではない別れが訪れたら私は一体どうするのだろう?と
考え込んでしまいます。

私のような世間が狭い人間でも、色々な事が起こります。
何時かは、懐かしい人達とも別れなくてはならない日が必ずやって来ます。
人は一人では生きては行けないとも言いながら、人様と関りを持ちながら
暮らしていますが、思い返せば『一人で生まれ、一人で還る』と言う
言葉が有りますが、全くその通りですね。

身内の子も、一人で旅立って行きましたから。。。




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