午前10時前にインターフォンが鳴りました。
「何方様ですか?」と尋ねました。
「**証券の者です。とハイトーンな声で返事が有りました。
私はその声に「女性」と思い玄関に出てみました。
メゾソプラノ位の声のトーンでしたので当然「女性」と思ったのです。



紫蘭(しらん)もこの時期咲きますね〜。↓↓↓
2013-05-02 022500



ドアを少しだけ開けてそのルックスを見てみました。
細かなストライプ模様のパンツスーツ姿の「スラリ」とした人が立って居ます。
上背は180cm以上、肌はお化粧なしの「すっぴん」です。
その顔には「ひげ」など生えて居ません。
「何て綺麗な人だろう!!、しかも身長も高くて!!」と一瞬思いました。

色々言葉は交わしました。
大手鉄道会社の「社債」を買わないか?と言う「戸別訪問」での勧誘でした。
私は「買いません」とお断りをしました。
この辺りの「担当」になったので「挨拶」に廻っているとの事でした。
私は女性だとばかり思って居ましたので「こんな人は宝塚」へ行くべき、と
思いながら月並みの会話をしていました。

昔流で言えば「男装の麗人」かと?思う雰囲気が有りました。
最後にチラシに添えて本人の名刺を渡しましたが、その時私は驚きました。
その名刺には男性の名前が記されていたのです。
**健太郎と。
女性としか聞き取れないその男性の声。
成人男性、ひげの痕跡すらない女性の様な白い肌。
何でだろう?!

ヘアースタイルも女性と間違えそうな「セミロング」です。
てっきり「女性」と思って話して居た私は
「世の中色々なタイプの人が居るなぁ〜」と彼の事を思い出しました。





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