寒さが厳しい今日この頃です。
まだまだ春先のセーターは着ることが出来ません。
長年に亘り私が愛用して来た「薄紫色のセーター」の事ですが数えてみれば
もう10年以上毎年引っ張り出しては着ています。
と、言うのも「素材」が気に入り何年も手放さずに着てしまうのです。
シルク・モヘアウールの混紡の素材ですが着心地は大変気に入っています。




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今時「10年以上」も着続けるセーターは「どんなセーター?」と
思われそうですが極平凡でシンプルなデザインの物です。
最近気が付いて驚きました!!
10年以上着た精か?袖の「両肘」が極端に編地が薄くなり擦り切れています。
そうですね〜、今時こんなに長い事一枚のセーターに拘って着る人も
珍しいでしょう。

振り返れば今はこんな良い素材のセーターはお目に掛かれません。
愛着も有り、何年もの間「着続ける」訳ですが肘に何かアップリケでもして
再度着てみようか?と考えたりしています。
2005年開催された「愛・地球博」の入場券に貼り付けた顔写真も
「このセーター」を着ていました。

何だかケチな事をご披露していますが、一昔前までは「良い素材」の
セーターが沢山有った訳です。
セーターもこれまでに買い込んだものがかなり有りますが、そろそろ整理して
箪笥やクローゼットをすっきりとさせたいと考えました。
「両肘」が薄く擦れている事にも気が付かず、「何年でも着れる」と思って居た
私が一寸「間抜けて」いました。

どんな衣料でも10年以上の期間を満足して着れた事は嬉しい事でも
ありました。




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