あの日から時は過ぎて早くも甥の初盆を迎える事になりました。
この地方の週間で8月盆『盂蘭盆会』で仏様を迎えます。
今年初盆を迎えるのはkの甥ともう一人の義理の甥です。
義理の甥と言う事は私の姪の夫です。
二人とも40歳代半ばで黄泉の国の人となりました。
考えれば考えるほど二人とも『勿体無い』生涯の閉じ方でした。



2013-06-10 048-b-5



甥は私の妹の長男です。
義理の甥は妹の長女の夫です。
昨年9月半ばから相次いで若い男性二人が居なくなった訳です。
妹夫妻にとっては二人とも『逆さ仏』と言う事になりますので気の毒な
話です。
初盆を迎えるに当り色々考えた結果初盆の『お盆提灯』は妹夫妻が
買う事にしていたようです。
然し逆さ仏となった長男の「お盆提灯」を年老いた親が買う事は傍で
聞いていて居た堪れない気持ちになりました。

私の実家の弟夫妻も居た堪れない気持ちになり、叔父伯母の立場では
有るのですが私達兄弟姉妹で送る事にしたのです。
本来は新盆には「子供が親に対して行う事」なのですが
甥の子供達は全て未成年なので大人の世界の事など理解は出来ません。
恐らく勤務していた企業の同僚の人達もお盆には参詣に来てくださるものと
思います。
あまりお粗末な物は送れません。

それで実家の弟の妻と一緒に出入りしている仏壇専門店へ行き
品定めだけはして来ました。
猛暑日の一日、暑い中を二人で歩きながら仏壇屋へ行きました。
色々品を見せて貰い私たちが気に入る絵柄と提灯を支える脚が問題に
なりました。
結局は黒檀の無垢素材を使った物に決めて来ました。

それ程数が出る商品ではありませんので、直ぐに発注を掛けて
貰いました。
後は何時もの常套手段、おばさんパワーで『値切り交渉』です。
こうした交渉は男性が居ない方が成功率は高い様に思います。
一応品物にも満足し、値段にも満足して店を出ました。
やはり、顔見知りの店に限るかな?と思いました。

あぁ〜、暑くて忙しい一日でしたが弟の妻と二人で出かけ結構
楽しい日を過しました。




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