次男の同級生の女子が急逝して早くも四十九日が来ます。
先日私の所へ泣き声で彼女が急逝したことを電話してきた次男。
お通夜も告別式も都合が悪くて行けなかった友達と、彼女の家に
四十九日の参詣に出かける事にして私の所へも立ち寄りました。
中学までは一緒に学び、気心が知れたとても仲良しのお友達でした。
他所様の事は実に速いです。
転勤などで名古屋を離れて暮らす次男たちの今の年代、簡単には戻れません。
そんなことを思えば息子達は小学校時代から変わらない友情で
結ばれていた事が判ります。




063-z_500



彼女は自分の事は後回しにして、妹や弟・父親の面倒を良く見て
常に家の中で中心的な担い手だったと聞いています。
私は彼女は「結婚」しているとばかり思い込んで居ましたが、終生「独り身」で
最後を迎えてしまったのです。
それが彼女にとって「どうだったんだろう?」と考えるこの頃です。

平凡でも良いから家庭を持ち、生涯の伴侶を得て女性として生きる
喜びを感じて欲しかったです。
唯生まれて教育を受けて就職して・・・。
それ以外の人としての履歴が何も無い事がとてもさみしいです。
私は彼女の事が不憫に思えて「四十九日」の参詣に出かける次男に
心ばかりの「お供え」を託しました。

年月が経過して、昔話が皆で出来たらきっと楽しかったであろうと
思いを巡らして居ます。
小さな時からの友達付き合い、もう少し加齢するまで元気でいて
欲しかったです。
成人式の晴れ着姿が今でも思い出されます。





8893c0ab.gif