先日このブログに書き込んだ、高齢のご婦人が他府県へ行かれた話。
先月20日前後にこの町内から出て行かれたものと思って居ます。
最近自治会の回覧板を持って行く機会が度々ありその家にもお邪魔して
いました。
話を聞いてからほんの僅かな時間しか経過していませんが、家屋の
解体作業は私が知らない間に行われ、その家が有ったところは更地です。



2012-07-30 051-b-5



私自身も全く知らなかったのですが、更地になった「土地」は「借地」。
その為に地主の許可なくして「建て替え」は出来なかったようです。
いざ、更地になってみると長年住んでいた人の事が思い出されて何か
淋しささえ感じましたが娘さん夫妻と同居する生活が始まっています。
女の子は母親に取っては心強い味方でしょう。

日頃からこまごまと母親を助け遠方から来ていました。
遠方から行き来することもお互いに取って負担になりかねません。
私はこの家の高齢のご婦人とは飼い犬の件で格別親しくなりました。
実はその家の「シバ犬」に飛びかかられて転倒して頭部を強打しました。
日頃から散歩に出たい犬を家の犬小屋に閉じ込めていたのです。

犬は外へ出たい一心で僅かなガレージのシャッターの隙間から
脱走して来て猛烈な勢いで私に飛び掛かったのです。
あれは本当に怖かったです、頭を道路で強打して、その後起き上がったら
再度私をめがけて飛び掛かってきたのです。
それで、また転倒しその時はもう起き上がる事も出来ません。

近所の人が私の所へ寄ってきて
「sumikoさん、大丈夫ですか?」と何人かの人が声を掛けてくえました。
その得私は大きな声で
「助けて!!、助けて!!」と叫んでいました。
頭を打って居る為救急車を呼んで貰いましたが、恐怖で力が抜けました。

シバ犬が突進して来て、人に飛び掛かってくると本当に怖いです。
そんな経緯が有りましたので、何度も謝罪に訪れ私の夫が対応しましたが
夫は「犬の事なので已むを得ません」と謝罪を受け入れその後は
何も嫌な事は言いませんでした。
高齢のご夫婦には「シバ犬」は一寸荷が重すぎました。

そんな思い出が有って、私は痛い思いをしましたが却って以前より
お互いを信頼するようになり親しくなった訳です。





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