日本相撲協会は昨年の「大相撲名古屋場所」では
力士等の野球賭博問題が発覚し、世論の厳しい追及を受けました。
依って、名古屋場所のNHKの放映は中止となり、私達を落胆させました。
野球賭博直前には元・横綱の泥酔暴行事件が大きく報道され顰蹙を
買ったばかりの事でした。
横綱としての品位に掛ける問題として力士を引退する事態になり
大荒れの相撲界でした。



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名古屋場所の放映中止により、当地区では経済的なダメージを
蒙った業者も少なくない様に聞いております。

今回、又々私達の心を揺るがす大きな問題が起きてしまいました。
力士による「八百長相撲疑惑」です。
昔ならば「耳打ち」する位の事で事を進めて?居たであろう力士達。
今は「携帯電話」を誰もが使う時代となり、力士達もご多分に漏れません。
紙切れに何かを書いて居た昔と違い携帯電話でのメールのやり取りは
削除しても、専門家が分析すれば内容の把握は可能なようです。


誰もがメールを「コッソリ」使って、何食わぬ顔をしていても
メモを燃やして証拠を灰にする様な訳には行きません。
そこに先端技術の凄さと力士達の浅はかさを知る事が出来ました。
皆が熱中する日本の国技「相撲」に
星の貸し借りが有り、しかもそれが「有料」で行われていた事が
悔やまれます。


人種の差別や偏見を持ってはいませんが
久しく日本人力士の「横綱」が生まれません。
白熱した昔の様な相撲はもう見られないのかも?知れませんね。
相撲界の国際化も悪い事では無いのですが、本来の古式床しい
相撲の持つ神秘性が失われつつ有る印象がしてなりません。
強い力士は、外国勢が占めています。


何となく興味を削がれた感じの「大相撲」です。
日本人力士の奮起を望む所です。
今回の八百長疑惑、相撲人気凋落の折から又、世論を巻き起こす
大きな問題になりそうで落ち着きません。
今回発覚した「メール」の形跡は力士達にとって
思わぬ「先端技術」の落とし穴で有ったようですね。
残念です!!



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