新聞記事を読んでいたら衝撃的な見出しが目に入りました。
『所持金90円』おまけに『資産家姉妹』の死としてありました。
2011年が始まったばかりなのに、残念な記事が書かれていました。
大した資産家に育ち、親の資産を継承したけれど、諸々の経費が掛かり
結局は維持して行く事が出来なかったようです。






63歳と61歳の姉妹が最後に残したお金は「90円」
地下鉄の初乗り料金にも出来ません。
地域の人との接触を絶ち
「どうしていいか分からない」まま、最悪の結果を招いて
しまったのかも知れません。



決して裕福な生活の私では有りませんが、「明日の糧」が無くて
どうにもならない状態では有りません。
貧しければ、貧しいように、生活を切り詰めて生き抜く事を考えるのが
普通の人の「生活の知恵」でしょう。
折角貰った命は、自分で守り生き長らえなくては
『良い人生だった!!』とは言う事は出来ません。


幸福とは?
自分に与えられた天分の中に生きて行く事である
地位や名誉や財産にあるのではない

一生懸命の語源は「一所懸命」と書きます。
与えられた所に懸命になれば道は開く

息子達が社会人になった頃、何処かで聞いた格言です。

こんな事件の記事を読んで、ふとこの格言を思い出しました。


姉妹で知恵を出し合っても、何ともならなかったのでしょうか?!




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