第89回全国高校野球選手権大会は昨日決勝戦を迎えました。
実の所、愛知代表の愛工大・名電高校が一回戦で敗退しましたので、
その時点で『私』の夏は終わりました。(気持ちの上では・・・)
所が日々繰り返される熱戦を見ないで済むはずも無く
結局は私の『夏』は決勝戦まで続きました・・・(爆笑)。

今年の」出場校で優勝候補と、自分で予想していた学校が
次々と消えて行きました。
昨日の決勝戦には広島の広陵高校と佐賀の佐賀北高校の対戦は
私の予想外でした。
そして試合内容は広陵高校が圧倒的に優勢に試合を進め
ほぼ勝利を掌中に収めたかの印象がしていました。
佐賀北高校は7回を終わってヒット1本、完全に押さえ込まれて
いました。
8回裏、ヒット2本、フォアボール1個で、一死満塁。
打者は2-3となり、次の1球がまさか「逆転に結び付く」とは
思っておりませんでした。

その球は「ストライク」と思う、凄い球でした。
主審は「ボール」を宣告、押し出の1点となりました。
次の打者が『満塁逆転ホームラン』を打つとは
誰が予想したでしょう。
あの押し出しの『1球』が、甲子園の魔物の正体で
有ったかも知れません。

甲子園には魔物が住む〜〜の、伝説は伝説ではなく
本当の事でした。
試合に勝って勝負に負けた広陵高校。
何がそうさせたのかと考えてみれば、広陵高校には常に
古豪・強豪と云う形容詞がついて廻ります。
しかし、佐賀北高校には、そうした形容詞は何も有りません。
唯、その違いだけだと思いました。
古豪・強豪と言われ続けるプレッシャーは
決勝戦では、魔物と化したのです。



sarusuberisarusuberi








自宅の百日紅です。
同じ様な写真ですが、一寸だけ違いがあります。

sarusuberisarusuberi






高校野球の画像は有りませんので
今咲いている百日紅を載せました。
一寸だけの違いは、判りますか〜?

高校野球も、一寸だけの違いでした・・・。
素晴らしい決勝戦を見せて貰い、感動しました。





燃えよドラゴンズ!!